今日は、「株で2億稼ぐための最短ルール」(8)
今日は、「株で2億稼ぐための最短ルール」(8)
※このコラムは、全て書籍とは別のオリジナル文章です。
8戦略を駆使した勝ち方がわかったところで、
もう1つ、とーても、大事なことがあります。
そして、この視点は、
おそらく普通の株本では手に入りません。
なぜなら、相場師的な投資家としての目線と、
経営的な実業家としての目線の
両方が必要となる視点だからです。
それは、株式相場では、勝ちばかりでなく、
「負けもしっかり意識する」ということ。
わかりやすく言うと、
「どう負けながら、勝ちを増やすか」を考えるのだ。
株は長期で利益を増やしながら、蓄財する手法である。
そのため、野球でいうペナントレースに近い。
全戦全勝ということは絶対なく、
ましてや、1ゲーム単位で見れば、
負けからはじまりながら、最終的に勝つゲームが、
半分近くを占めるはずなのだ。
この、「負けからはじまるゲームの勝率」を、
どう高めていけるか、という視点で見ることが重要。
特に株本やネットの情報に溺れてしまっている投資家は、
よもすると、
株式投資は勝ちを追求するゲームだと考えがち。
いえ、いえ、違いますよ。
株をはじめたばかりの初・中級者は、
勝つことばかり考えますが、
プロの相場師は、
いかに負けを味方につけて、最終的に勝つかを考えます。
この視点、とーても、重要です。
ぜひ、ぼんやりでもいいので、覚えておいて下さい。
(次回、最終章へ)