今日は、読者からの「株の質問」にお答えします(1)。
今日は、「失敗は成功のもと」について考えた。
責任を取った分だけ自信になる ~「起業家を目指す20代の仕事の作法」(8)
「起業家を目指す20代の仕事の作法」(7)
「起業家を目指す20代の仕事の作法」(6)
今日は、「リーダーが持つべき、組織のバランス感覚って?」について考えた。
「起業家を目指す20代の仕事の作法」(5)
今日は、「起業家を目指す20代の仕事の作法」(4)
今日は、「起業家を目指す20代の仕事の作法」(3)
「起業家を目指す20代の仕事の作法」(2)
今日は、「起業家を目指す20代の仕事の捉え方・働き方」について考えた(1)
今日は「株で2億稼ぐための最短ルール」(10)【まとめ】
今日は「株で2億稼ぐための最短ルール」(10)【まとめ】
このテーマのコラムも、いよいよ最後です。
最後は、信用取引について。
戦略的に信用取引を活用しなければ、わずかな元手を数年単位で1億円にはできません。
ローリスク&ローリターン、ハイリスク&ハイリターンは、ビジネスの常です。
株だからリスクがあるは間違いで、
経営も最初の数年は常にデスバレーです。
一歩踏み外せば、死の底にまっさかさま。
たとえば、銀行から融資を受けて、
オフィスを借りるのも人を採用するのも、
レバレッジという意味では同じです。
そう、信用取引は、いわばレバレッジ。
では、良いレバレッジとは何か、というと、
それは時間とリスクを意識して、常に戦略的に活用できるかどうか。
数百万の元手でしかなければ、1億円にする前に死んでしまいます。
生きているうちに実現しようと思えば、
リスクを許容して、時間を買うしかないのです。
それが、ビジネスにおけるレバレッジ。
つまり、株式投資でいう信用取引なのです。
信用取引をする限りは、
「戦略」「メンタル」「リスクコントロール」「先見性」の4つを、
必ず手に入れてからはじめてください。
信用取引のルールを知っている、は当たり前。
そんな当たり前の知識では、差別化につながりません。
そして、相手とのレベルの差がない株式投資は、
負ける確率が高いということを、
どうか、肝に銘じておいてください。
(おわり)
今日は、「神速株投資術」の読書の方からの質問についてお答えします。
今日は、「神速株投資術」の読書の方からの質問についてお答えします。
1. 「神速株投資術」へのお尋ね
上岡様
定年後再雇用を8月末で終えるBenと申します。
老後資金を作るため、初めて株投資を行おうと考えて「神速株投資術」を読ませていただきました。
昨日(8月8日)のダイアモンド社でのセミナーを楽しみにしていたのですが、台風の影響で中止となってしまい、大変に残念でした。
セミナーが開催されていれば、次の事をお尋ねしようと思っていました。
(1)現在の元手2000万円を10年後に4000万円に増やすことを目標としています。
できるだけリスクを取りたくないので信用取引は行わず、分割売買中心で行いたいと思っていますが、目標を達成するには同時にいくつ位の銘柄を売買していくのがよろしいでしょうか?
→台風で8月8日、ダイヤモンド社のセミナーは中心になってしまいました。私も楽しみにしていたので大変残念でした。
BENさん含めまして、皆様にはここに謹んでお詫びいたします。
2000万を一気に4000万にする技法は、このタイミングではありません。
技法や投資手法によって、もちろん、タイミングの違いはあります。
ただ、100の技法があったとして、私が客観的に見た場合、
この市況のタイミングで、
2倍にできる技法は2%もありません。
たとえ2%あっても、経験や偶然、運も必要になります。
まず、この、ほぼない、という客観的なバランス感覚を養うことがとても重要となります。
そのうえで、4000万に、いつまでにするのか、
という戦略的なスパンを考えます。
信用取引を行わずに、
恐れながら経験の浅い今のBENさんが行うのであれば、
5年はみたほうがいいでしょう。
これを、今のタイミングで、
わずか1年で行おうとすると、失敗します。
ぎゃくに、5年で2倍にできたら、次は3年で2倍にできるかもしれません。
3年で2倍にできる経験とスキルを手に入れたら、
次も同じように3年で2倍にできるかもしれません。
タイミングが味方したら、再現性を追求して、1年でできるかもしれません。
ただし、経験とスキルのない投資家には、タイミングが味方することはありません。
そう考えるのが良いでしょう。
4分割なら500万。
3分割を考えるのであれば、800万まで。
2分割なら1000万までが、妥当でしょうか。
資金戦略は、目標金額とそこにいたるまでの時間の公式で考えてください。
(2)「神速株投資術」のおすすめ銘柄は国内企業ばかりでしたが、上岡様は海外企業、特にIT企業に投資されたことはありませんか?もし投資されていない場合、その理由は何でしょうか?
→IT企業には、さんざん痛い思いをしてきました。
やるなら、全体資金の2割などと抑えたほうがいいでしょう。
以上となります。よろしくお願い致します。
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今日は、「株で2億稼ぐための最短ルール」(9)【最終章】
今日は、「株で2億稼ぐための最短ルール」(9)【最終章】
※このコラムは、全て書籍とは別のオリジナル文章です。
長くなったこのコラムも、いよいよ最終章♪
株で1億の資産を作ろうと考えた場合、
相当の種銭(たねせん)のある資産家でない限り、
必要となるのが「信用取引」です。
おそらく、プロの投資家の9割は、
信用取引を取り入れています。
ただ、信用取引は、間違った扱い方をすると、
破産の導く諸刃の剣。
そこでは、
「信用取引口座の開き方」や
「信用取引の仕組み」「信用取引のリスク」などといった
アマチュア的な知識では、まったく太刀打ちできない、
プロ同士がシノギを削り合う世界です。
かといって、信用取引のプロの実践方法について、
具体的に書かれた本は、これまでありませんでした。
だからこそ、ハッキリ言います!!
正直、「信用口座の作り方」「仕組み」「リスク」は、
ぜーんぶ、全部、
楽天証券のホームページに詳しく書いてあります。
正直、どの本より親切丁寧で、わかりやすい。
あれ以上の情報を、株本で収集しても、
勝てる投資家にはなりません。
本当に大事なのは、
「信用取引を戦略的に投下して、
少ない資産にレバレッジを効かせ、
どう戦い、どうリスクを抑えて、1億の資産を形成するか」。
ここを知ることができなければ、
100人中100人。
その他大勢の1人のままです。
そして、とても厳しいようですが、
株式市場において、その他大勢の1人である以上、
あなたが「勝ち組」になる確率は
極めて低いものである、と言わざるえないのです。
(つづく)