今日は、「グローバルから日本の株価を読む(5)」について考えた。
今日は、「グローバルから日本の株価を読む(5)」について考えた。
※前回続きから。
グローバル目線から日本の経済と株式市場を見る場合、かならずチェックすべきポイントが、6つぐらいある。
なかでも、景気動向指数とリンクしていて大切なポイントが2つ。
1)株価に影響を与える大国の不動産指数
2)日本のその大国への輸出指数
の2つだ。
たとえば、日本の半導体メーカーや特殊部品メーカーの日本電産は、1月ぐらいから対中国の輸出が先細りしていると伝えている。
とくに、日本電産の社長は、強気発言で有名だ。自社社員への自己演出を含めて滅多に弱気に触れないあの社長が、
「今回は参った」といえば、
それは、本当に参っていると言うことなのだ。
さらにルネサンスにいたっては、雇い止めの究極発表に近い。
ここから読み解けるのは、中国は実情よりも、第二次産業が悪いという事実である。(こうした場合、第一産業はあまり見ない方がいい)。
(つづく)