今日は、「グローバルから日本の株価を読む」について考えた。
今日は、「グローバルから日本の株価を読む」について考えた。
※前回続き
つづいて、世界経済の動きを見てみたい。
韓国などはとっくに不況(リセッション)に入っている。
これは、政権のあやまった国民所得(インフラ)誘導と、一貫した政策不在のためだろう。
そう見ると、日本は、じつは世界の中では以外と景気が強い。
安倍政権は景気政策で見ると、かなり優れたリーダーシップを発揮している。
とくに、世界に対してのリーダーシップは、過去50年の中ではトップクラスではないか。
日本人は批判する前に、自国のリーダーを肯定する意識ももたなければいけないと思う。
いっぽうで、同じ経済構造をしているドイツは、ほぼ景気後退の瀬戸際に立たされている。
これは、EU(ヨーロッパ経済)全体に言えることだが、それをギリギリで支えているのが、ドイツなのだ。
もし、このドイツという支柱が折れれば、一気にヨーロッパ経済が混迷を化すだろう。
ちなみに、国家銀行のドイツ銀行は、いつ不履行してもおかしくないと噂されてもいる。もちろん、事実は知らない。
そして、それはすなわちヨーロッパのほかの、スペインやイタリアの自国主義(ナショナリズム)台頭を許すことにもなりかねないのだ。
つづいて、中国はどうだろう。
(つづく)