なぜ、韓国経済はかくも悪くて、壊滅的なのか?
今日は、「なぜ、韓国経済はかくも悪くて、壊滅的なのか?」について考えた。
最近、なにかと騒がしい日本と韓国。
ついつい、お隣との歴史問題ばかりに目がいってしまう。が、じつは韓国、今経済がめっぽうヤバい。
どのぐらいヤバいのかって、20年前のバブル崩壊後の日本よりも、じつは悪いかも知れない。。。
不動産価格は下落し、中小企業はのきなみ倒産している。
財閥の影響で、起業家も育成しない。
でも、なぜこんなに悪くなってしまったのか。
あまり語られることがないので、自分が考えてみました。
ちなみに、韓国はずっと経済が悪かったわけではない。
20年前はすごい良かった。
20年前、どん底の日本が、その地位と強みを受け渡すカタチで、
世界の経済先進国として発展したのが韓国なのである。
半導体も、液晶技術も、造船も、20年前までは、日本が世界ナンバーワン。
しかし、アメリカとの貿易戦争になかば破れ、日本は円高に導かれ、数々の国内生産規制をされ、輸出関税も掛けられた。
日本の車は、ニューヨークの真ん中で、暴徒にボコボコに破壊されたのだ。
そう、今の中国のように。
かわって、世界的に見ても、勤勉で、労働コストが安かった韓国に注目が集まった。
しかし、いまはトリプル苦ならぬ、多方面で苦しんでいる。
まさに全方位が苦しい。
海外投資も、国内投資も、起業率も生産性も悪く、就職率はドン底で、人財の流出も廃業率が高い上に、不動産も安い。
いくつか理由がある。
その1つに、昨今の政権の誤った経済政策と惰弱性があるだろう。
(つづく)