グローバルから見たって、結局株価は当たらないけど、それでも当てたいシーソーゲーム(9)【完結編】
今日は、「グローバルから見たって、結局株価は当たらないけど、それでも当てたいシーソーゲーム(9)【完結編】」。
で、最後に当たらないことを前提に今後の日本株を予想して、このコラムを終わりたい。
すでにグローバルの実体経済は悪いかな~。
自分は経営者もであるので、悪化して欲しくはないけど。
あまりに良くなりすぎれば、反動からの回復には時間が掛かる。
小休憩というのは、スポーツでも、子供の成長でも、経営でも、どのみち必要なことなのです。
で、日本は経済に影響が出ていないわけでなく、政府があえて情報を小出しにしているのだと思う。
なんで小出しにするのかって・・・。
だって、悪い情報を少しずつ出しているうちに、景気が回復したらラッキーじゃん。
先日の日銀の発表って、
『輸出を含めて大幅に悪化しているが、全体としては依然として回復基調にあると思われる』
ってね。
どうなのよ! ってことです。
つまり、どっちにも取れる。
いや、わざとやってるよね。
ウソは言っていないしね。
まだ下がるのー、経済悪くなってるって言いたくないよーっ><
ていうのが、本音だよね。。。
そんなわけで、節目はゴールデンウイーク前後です。
いま、日本株を支えているのは、「アメリカ株」と「円安」。
どちらも下がりたがっている。
まずは円高に振れて、アメリカ経済の悪化が発表され、一気にズドン・・・かもしれません。
もちろん、下がるから、大きく上がるのです。
混沌と秩序は、表裏一体。
それもまた秩序のための循環、と捉えましょう。
【完】