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今日は、「なぜ、株価の先行きは悲観的」について考えた。

今日は、「なぜ、株価の先行きは悲観的」について考えた。
※前回続き

 

株価はついに暴乱前を回復しました。アメリカ株価も絶好調。

さらに、円安ぐあいも半端ない。

このまま、ぐんぐん上がっていきそうですが、
ぼくはちょっと悲観的。

 

いくつか理由があるので、順に並べます。

まず、理由の1つは、日本経済の足下です。
いま、経営者仲間と話していると、
誰もが、日本経済はそろそろ踊り場か不景気に突入するのでは、

と答えます。

 

どうしてか。というと、明確な理由があまりないんです。
中国経済が、不動産価格が、戦後最大の好景気が、
など理由などいくらでもあるのだが、

「ただ、なんとなく、そろそろな気がする。準備だけはしておきたい」ということだろう。

 

これは、まさに経営者として生き抜いてきた嗅覚、
サバンナでやられない直感に近いのだろう。

 

となると、株価は人々の気持ちに寄り添うもの。

そうした悲観的な気持ちが大きくなるにつれ、
しぜんと自然治癒的な力が働いて、下がるもの。

まず、これが1つ目の悲観的な理由です。
 

つづいて、経済循環的なファンダメンタル的な側面とテクニカルな側面からも検証してみたい。

(つづく)