今日は、「稲盛和夫のアメーバ経営のまとめ」について考えてみた(4)
今日は、「稲盛和夫のアメーバ経営のまとめ」について考えてみた(4)
※前回の続きから
株でもビジネスでも、
「いったい、何時間学べば上達するんですか?」
というのは、成果に直結しない人の残念な考え方です。
「いったい何を、どの順番で学べば、
勝てるようになるのか」と常に考えることです。
本質思考が、自然と身につきます。
稲盛さんの経営哲学は、
思うに、自分なりに、すご~く難しく解釈すると、
「この日本国において天に成されたからには、
人は自分を活かしきるべきであり、
その思想をして人を大切にするのが私の哲学」であると思います。
だから、「私があなたを活かすために、
あなたが今望まざるは必然なのだから、
外に出て活躍なさい」ということです。
そして、それによって勝利を立て続けに収めてきた、「勝つための哲学」。
いわば勝利の哲学、勝者の哲学です。
勝者の哲学には、再現性があります。
だから、強い。
(なぜ、再現性があるのだろう。これは、また考えよう・・・)
最後に、こんなエピソードあったので、紹介します。
旧山一證券が倒産してから、数十年後に、
あるメディアの呼びかけで当時の社員が集まった。
それぞれ、外資系に勤めたり、起業したり、苦労しながらも必死に生きていた。
そうした彼らから見て、
山一倒産時に、最も苦労した人はどんな人だったのだろうか。
一人の元社員が、こんなことを言っていた。
「それは、年齢や学歴とかではなく、
旧山一證券ブランドに最後までしがみつき、
自分のスキルに最後まで向き合うことのできない人でした」
今の若い子たちは、意外と、自分のスキルに自然と向き合っているように思えます。
(おわり)